ブルガリアの昔話
いのちの水
永遠の命が得られる水を巡るファンタジックな昔話
永遠のいのちが得られる水を探し旅立った、三人の王子。勇敢な末の王子はドラゴンの親子や銀の魚、金の鳥を助け、水がある城にたどりつきます。そこで美しい水の精に水を授けられますが、兄たちに水を奪われます。失意の王子を助けにきたのは、金の鳥でした―。八百板洋子さんが現地で直接語り部から聞いた、ブルガリアで特に人気がある昔話です。現地を代表する絵本作家が描き下ろしたファンタジックな絵と共にお楽しみください。
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読んであげるなら
5・6才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,430円(税込) |
ページ数 | : 40ページ |
サイズ | : 27×20cm |
初版年月日 | : 2022年04月15日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8656-0 |
シリーズ | : 世界傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(1件)
ブルガリアの水をめぐる不思議で美しい珠玉のような昔話『いのちの水』に巡り会えたことは私たち読者の喜びです。バルカン山脈の山あいの町ベルコーヴィッツアで、おばあさんたちが糸紡ぎをしながら語ってくれたお話が、当時ソフィアに留学されていた八百板洋子氏の心の中に深く刻まれ、50年以上もの時を経て再話され、美しい絵本となったことは奇跡と言っても過言ではありません。水の国とも言われるブルガリアの昔話『いのちの水』は、子どもから大人まで読む人の心の中に、いつまでも残ることでしょう。
瓶子 美千子さん
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