いやいやえん

元気な保育園児しげるが主人公の楽しいお話

元気だけど、わがままできかんぼうの保育園児・しげるが主人公のお話集。しげるがなんでもいやだ、いやだと駄々をこねて、「いやいやえん」に連れてこられる話、しげるたちが積み木でつくった船でクジラをとりにでかける話、山のぼりで山の果物を食べすぎてしまう話、赤いバケツをもって保育園にやってきた小ぐまの話など、全部で7つのお話がはいっています。1962年に出版されて以来、多くの子どもたちを夢中にさせた童話の傑作。

  • 読んであげるなら
    4才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,430(税込)
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基本情報

カテゴリ
幼年童話
ページ数
188ページ
サイズ
22×16cm
初版年月日
1962年12月25日
ISBN
978-4-8340-0010-8
テーマ
入園入学/ロングセラー/山脇百合子さんの作品/クマの本/100刷を超えた本/幼年童話

みんなの感想(23件)

しげるが、ものおきに入れるのがおもしろかった。

先日、中川りえこさんの訃報を新聞で知り、中川りえこさんの本を集めています。この”いやいやえん”は、私が幼い頃自分で読んで、楽しかった本です。”おおかみ”というおはなしが特に好きでした。自宅にある本は、もうボロボロです。新しい本を手にして、なつかしく読んでいます。昔の、この本を読んだ初めての感覚をあじわってます。

子供の頃、読んだ記憶が、呼び覚まされました。何でも、携帯やら、パソコンやらで、絵本も見れるだろうけど、あの、本ならではの質感は、味わえない。とても素敵で、変えのない話し、ありがとうございました

今も昔も変わらない保育園の日常がファンタジーととけあって素直に書かれている。

中川李枝子 さんの作品が好きで「ぐりとぐら」は購入したので、この絵本も早速購入して読んでみました。なかなか面白く、大人が読んでも笑える、それでいて子どもの感覚と視点を鋭くユーモラスに描いて、元気よく生きていくための協調性と知恵を同時に覚えていく、まさに子どもにすすめるための最高の作品の一つと、改めて感心しています。孫へすすめます。

私が人生で初めて自分で読んだ本と記憶しているのが「いやいやえん」でした。子どもと一緒にぐりとぐらシリーズなど福音館の本を沢山読んでいましたが、子どもが大きくなってきてあまのじゃくで、なんでも「いや」「いや」言う時にふと思い出して、一緒に読んでみようと言ってみました。絵は少ないですが、ひらがなが読めるようになったので、ゆっくり読み聞かせながら一緒に楽しんでいます。

ぜんたいてきにおもしろかったです。とくにおおかみのはなしがおもしろかったです。おおかみがしげるくんをたべようとしてるのに、しげるくんはのんきにしてるし、おおかみはまぬけでしげるくんをたべそこなってしまいました。しげるくんがわがままだから、あとでこうかいするようなめにあいました。だから、そんなことしなければよかったのにとおもいました。

しげるがちこちゃんのおようふくをきてたのがおもしろかった。ほかのおはなしもたのしかった。

しげるちゃんのやることに、下の子は、~しちゃいけないよね? ~するんだよね! と反応し、上の子は黙って、自分がさっきやってしまったことを「しまった、やっちまった」という感じで半分反省している姿が見られ面白いです。私も小さい頃読んで好きだった本ですが、改めて母として読む面白さがありました。寝る前に1つのお話ずつ読んでいるのですが、もういっこだけ! お願いお願い! とせがまれて結局2つずつ読んでいます。本を楽しんでくれているのが嬉しいです。

自分が幼いころ大好きだった本で娘にも購入。次は孫に購入しました。自分の為に一冊持っておきたいので、それぞれに購入。孫にはまだ少しむずかしいので少しずつ読みきかせようと思います(自分で読める時が楽しみ)。

たまたま読んだ佐野洋子さんのエッセイの中で「いやいやえん」を大絶賛していて、小さい頃母に読んでもらった記憶が一気によみがえり、即購入しました。いくつかのお話はとてもよく覚えていました(本の装丁は完ペキに覚えていました!)。4歳になったばかりの息子に読んであげたのですが、幼稚園に行き始めたばかりということもあって、強く強く惹かれたようです。1962初版ということに驚きました。まったく色褪せないですね。

どのお話も食い入るように夢中で聞いていました。子どもたちはしげるの行動にドキドキしたり、ワクワクしたり、イライラしたり…(笑)。いやいやえんを読みおわり、久々に「そらいろのたね」を読んであげたら、ぐりとぐらには気付いていたけど、しげるとくまのこぐとおおかみをみつけて、大喜びでした!!これからもいろんな気持ちをくれる絵本や児童書を楽しみにしています。

くじらを釣っているところ、特にみんなでくじらの頭に王冠を載せるところ、皆で協力してくじらを釣るお話が特に好きだと8歳になる息子が話しています。新型コロナウイルスの影響で外出ができず、息子の誕生日プレゼントをどうしようかと悩むなかで、本にもっと親しむ機会を得られたとプラスに考えてほしくて、本作を息子の誕生日プレゼントの1つにしました。とても気に入って繰り返し読んでいます。読み聞かせ以外で、息子が初めて自発的に読んだ記念の本となりました。息子の心にも残ることと思います。ありがとうございました。

いやいやえんはとてもじがじょうずでびっくりしました。えがおもしろかったです。

子どもが保育所で読んでもらって、お気に入りで購入しました。ストーリーもおもしろくて、なにより言葉のつかいかたがとってもすきです。寝るまえにたくさん読みきかせてあげたいなーと思っています。

2~3歳から幼稚園年少の頃まで、息子、娘(現在30代)とその友人たちに読み聞かせしていました。今回新しく買いかえた次第です。

短編(オムニバス)でそれぞれおもしろく、息子と一緒に考えながら読みました。娘(9歳)も以前読んだ事があり、あらためて「気付き」があった様です。教育だけでなく、本人達としげるくんが自分たちで創造し、考えていく事が学べる、とてもよい本だと思いました。ありがとうございます。

「かいけつぞろり」などに興味を持ち始め、あまりこの本に興味を示さなかったものの、読み始めると(数日に分けて読みました)夜の読書タイムが待ちきれず、自分で先に読み進めたりしていました。すっごくおもしろかった!!と、何度も読み返しています。

小学校の頃に読んだ本です懐かしいなあ‼️面白いいやいやえんは

まだ4歳の娘には絵が少ないので読むのは早いかな?と思ったのですがすごく食いついてきました。特にしげるちゃんが気になるようでチューリップ保育園がお気に入りです。自分の幼稚園と比べるみたいで同じところも違うところも指摘しながら楽しく自分の世界に浸ってるようです。はじめての児童書にはこのいやいやえんがぴったりだと思います。

なんて、なつかしく、「すっぱい」記憶のある絵本でしょうか?! なぜか、すっぱい気持ちになるのです。 幼稚園の先生が読んでくれた絵本、そのあと、自分でも漢字を飛ばしながら何度か読み直した絵本。30年も前の記憶なのになぜか、鮮明に「本棚にあった絵本を取り出す自分の姿」の記憶がよみがえります。園児のこころをとてもよく、理解してもらっていたことがなつかしく思い出されます。これからは、わたしが、こども達に読んであげる時がきたんですね。本当に、感慨深いです。 作者の方がご健在で、さらに新しい作品を生みつづけてくださっていることに、感謝します。同じ時代に生まれ合わせて本当に、幸せです。ありがとうございます。

絵本、児童文学は育児書よりずっと多くのことを教えてくれると感じさせられる本です。主人公のしげるちゃんはうちの息子にそっくり。息子は等身大の自分を本の中に見つけ、目を輝かせて、お話を聞き、その後は「しげるちゃんごっこ」を始めます。さすが保育士として子どもを見つめてきた中川李枝子さんのロングセラーですね!

男の子とくまさんの赤い表紙、そして「1時にならないとこの扉は開かないよ・・・」の怖いおばあさん。とてもインパクトが強い本です。最初は母親に読んでもらい、そのあとは何度も自分でも読みました。20数年経った今も忘れられない1冊です。

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