本をさがす

キーワード
対象年齢をえらぶ
本の種類をえらぶ
シリーズ
ISBN

978-4-8340--*

検索条件を設定してください。

検索条件をクリア

ブルーノ

タルカスと王様、それぞれの真実

ある日、平和な王国をすさまじい嵐が襲いました。娘がけがをした村人のタルカスは、王様が助けにくるのを信じて待ちます。一方、王様は、どうすれば多くの国民を助けられるか悩み葛藤します。タルカスと王様、それぞれの立場から描くことで見えてくる、それぞれの真実。たくさんの涙が流れたあとに訪れる結末とは――? SEKAI NO OWARI Fukaseが鮮やかな油絵を描き下ろした、両サイドが表紙の2つの視点で進む絵本。

  • 読んであげるなら

  • 自分で読むなら

    小学中学年から

Fukase
カテゴリ : 読みもの
定価 : 1,650円(税込)
ページ数 : 48ページ
サイズ : 21×20cm
初版年月日 : 2021年10月15日
ISBN : 978-4-8340-8633-1
シリーズ 福音館の単行本

その他の仕様 +

みんなの感想(51件)

  • 2つの立場のお話から、救われなかった方も救えなかった方も辛いと考えました。きちんと話す機会が与えられていたらと考えると、コミュニケーション不足による誤解は今の社会の問題の1つなのではないかと感じました。セカオワのfukaseさんは、明るい風ながらも子どもだけでなく大人も考えることができる作品にしていたので感動しました。音楽でメッセージを伝えているセカオワを応援するとともに、この絵本を大切にして相手にも相手の事情があるのだと意識していきたいです。

    こいゆさん

  • 人生で初めて自分に絵本を購入しました。この本と出会ったきっかけは、私がセカオワのファンだったからです。ただFukaseくんが書いた本だからという単純な理由で気になり、手にしました。この絵本は大人にこそ、読み国語の授業のように登場人物の思いを汲み取ってみて欲しいと思いました。信じていたが故に、自分の理想からはみ出たものを悪だと思い込み、一時の感情に支配され、大好きな人を信じられなかった、というより「自分を信じてあげられなかった」のではないかな?悲しい出来事もいずれ未来へと繋がっていく。今の世界と似てると感じました。所詮自分以外は他人。分かった気になっているだけで本当のことは分かってない。如何に知ろうと努力できるかが今のこの世界には必要だと思いました。絵本は小説とは違い文字数が少ない。限られた文章や選ばれた単語に込められた想いをどこまで想像できるかが面白いと感じました。読み手の考えや思いが加わって1つの物語になるのかなと思います。本は1冊だけど、内容の受取方は読者の数だけあると思うと、本は凄いです!大人になって絵本を買うとは思ってなかったです(笑)。ただどんな単純な理由でも、この本と出会うことができ財産になりました。Fukaseくん、素敵な絵本のプレゼントをありがとう。長々と失礼しました…作者に届きますように。

    サクラムボンさん

  • 「タルカスが泣き出すと、まわりのみんなが泣きはじめました。その涙は国中にどんどん広まって、止むことはありませんでした。」の考察。私は、この涙というものを音楽と例えたい。音楽は感覚や直観を捉え、感情を作り、涙は表情の一部として現実になる。涙が周りを動かし、共感共鳴する。涙が最終的に輪となり、まるで湖に石を投げたかのように周りに影響を与えるのではないかと思った。それが、民にとっても良きものになるか悪しきものになるかは、今後の私たちの選択次第です。

    菊地 咲さん

  • 両方の目線からかかれていて、おもしろいなと思いました。作者のことが好きなので、うれしいです。意味が深くて、とても読みがいがありました。大切にしながら読んでいきたいです。

    endr1005さん
    お子さんの年齢:小学高学年

  • 正義感の強い深瀬さんらしい絵本だなと感じました。まっすぐな正義も伝え方を間違えると簡単に相手を傷つけてしまう…。深瀬さんの歌詞にもあること(表現されていること)が、おこりうるってことでしょうか。これからも深瀬さんをずっと応援しています。

    丸岡 礼子さん

  • 子どもの絵本を探しに本屋さんへ行った時に、絵が可愛くて手に取ったのがこの本でした。世界のオワリの世界観もものすごく好きで、フカセさんが書く絵本てどんなだろうと思って買いました。2つの立場から書かれた物語はとても切ないものでした。平和な日本だからこそ考えさせられる物語だなと思い読みました。とてもおもしろかったです。見ためもツボなので飾ってます。

    えなりょうママさん

  • Fukaseさんが初の絵本を描き下ろしたというのを静岡新聞のニュースアットホームという学校や子ども関連のページに大きく取り上げられていました[令和4年1月18日(火)付]。その中で集団暴行事件に遭い大けがをした時に母親が教示してくれたことで冷静にとらえることができたという内容を読んで、私自身が我が子がそのような事件に巻き込まれた時にかけられる言葉かと自問自答しました。私はできないと思います。物語が左右に分かれている絵本は初めてで、中央でひとつの物語として完結している手法が面白かったです。内容は重たく考えさせられるお話で、最初は物語の内容よりも描かれている力強い絵を眺めている方が心が落ちつきました。私が感じるFukaseさんは優しさと激しさ、そして、繊細な心を持っている方なのでは…と。それが、絵本のお話や絵に表現されているからなのか、本を開く度に色々な想いになります。哀しい気持ちになったり、冷静に受けとめられたり、絵も元気づけられたり、楽しい気持ちになったりして、何度観ても、読んでも飽きることがありません。コロナ禍で様々な制限をかけられたり、外出もできずひきこもり状態になった時でしたのでブルーノを読みながら自分を慰めていました。

    大久保 敬子さん

  • カルタス、王様のそれぞれの気持ちはよくわかるけど、この場合どうにもならなかった、どうしよもなかったから、王様も処刑されてしまった気がします。けれど村人カルタスの気持ちもよくわかります。
    災害は誰のせいでもないけれどいつの時代も悲しく虚しいものだと感じます。作者は両者の気持ちをよく考えた上でこの作品を書かれたのではないかと思います。そして読む人によく考えてみてほしいと投げかけている気がします。

    鈴木 洋美さん

  • 自分がこうだと思っていたことが、他人から(別の角度から)考えると違う見方ができるのだなと感じた。「一度燃え上がってしまった怒りの炎は、すべてを焼き尽くすまで消えませんでした」という一文にはっとした。自分自身、怒りの感情をコントロールできず、色々なものを犠牲にしてしまったのではないかと感じた。王さまの涙の意味について、私は、自分のしたことは正しかったと信じたい気持ちと、他にもっと多くの村を救う事ができる方法はなかったのかと後悔する気持ちがまぜ合わさっているのではないかと考えた。それを想像すると心が痛くなる感じがした。深瀬くんが表現されている世界観がとても好きです。ブルプラさいたま初日に参戦します。楽しみにしています。

    S.Yさん

  • 「SEKAI NO OWARI」が好きで、Fukaseくんのこの本についての新聞記事を見て、心惹かれたので買いました。「たとえ理解に苦しむ状況でも、相手が取った行動の背景や経緯を想像することは自分を救うきっかけにもなる」。私が一番好きな曲「ドラゴンナイト」のテーマが「ブルーノ」の中にも描かれていて、Fukaseくんが今までの人生の中で一番伝えたいことなのかなと思いました。私自身がつらい時、この本を思い出すと少し救われる気がします。Fukaseくん、この本を描いてくれてありがとう。これからも応援しています。

    SEKAI NO HAJIMARIさん

  • タルカスの物語が本になったと聞いて購入しました。鮮やかな絵とFukaseさんのやさしい文体・文章がとても感動的でした。私は現在教育学部の国語学科で勉強しているため、教育実習でぜひこの絵本を読み聞かせしたいと思いました。また、前からも後ろからも読める本には初めて出会ったので、とても面白かったです。もしFukaseさんの次回作があるならそちらも絶対に購入します。

    まきちゃいさん

  • 蔦屋家電で原画を拝見し、泣いた王様の絵を見た瞬間涙が止まりませんでした。そこにあった見本の内容に感激して、実際にFukaseさんの描いたものはどんなものなのかな?と何気なく見たのに、です。王様の目の中にも涙がにじんでいて…他の絵も(登場する生き物たちの)感情が強く伝わってきて、でも何通りも解釈できる気がして、40分はそこに居ました。離れ難かったです。お話も素晴らしく、大学生の息子が小さかったら1日ずつサイドを替えて読み聞かせたかったです。そのかわりに私が自分のために何度も読んでいます。Fukaseさんは愛情深い方なのでしょうね。是非これからも描いてください。素敵な絵本をありがとうございました。//興味関心のあること:水彩画を習っていて、絵画を見るのが好きです。

    みかさん

  • 右側から読むのと左側から読むのとで、お互いの気持ちが解かり、色々考えさせられる本でした。絵本ではありますが、ぜひ大人の人に読んでもらいたい1冊でした。

    ユリアさん

  • そうだったんだ…と。今の世の中、誰かの大きな声に流されたり、不安や不満のもっていき場所がなかったり…。情報社会なのに、一方の情報しか耳に入れなかったり。コミュニケーションを!信じる癖を!こんな時代だから思えることがありました。

    髙橋 佐智子さん

  • 絵本に登場する人物たちの心の動きを見ることが出来た。特に“王様”に関して言えば、テレビの中で見る首相を連想した。普段生活していると主観も入って色々思考してしまう。この本を読んで客観的な視点をもって生活を見つめ直す事も大切だと気付いた。//作者へ カラフルな油絵を観て、神田日勝を思い出しました。ご存じでしょうか?6~7月の新緑の頃、神田日勝記念美術館へ訪れてみるのも良いと思います。

    chi ka koさん

  • 店頭で見つけて、夢中になりました。セカイノオワリさんも好きなのですぐ欲しいと思い、子ども達へのプレゼントとして買いました。小学生にはまだむずかしいかなと思いましたが、読み聞かせて、この先何回も読み返して欲しいと思っています。大人も考えさせられる内容で気に入っています。

    baperさん

  • 作者のFukaseさんが活動するバンド「SEKAI NO OWARI」が好きで、よく音楽を聴いています。Fukaseさんは多方面で活躍されており、ついに絵本まで出されたと聞き、これは読むしかないと思い購入しました。まず、表紙が両サイドであることに驚きました。今までそんな本を読んだことがなかったので。村人のタルカスと王様、2つの立場から読むことができるので、相手の気持ちを考えるとはまさにこういうことだと教えてくれる、すばらしい絵本だと思いました。そして、なんといっても絵がかわいいです!購入してよかったです!

    ツナパンさん

  • えがきれいでした。

    かんなさん
    お子さんの年齢:小学低学年

  • FUKASE様、福音館書店様 FUKASE様の絵本が出版されると知って以来、手に取る日を心待ちにしておりました。カラフルで力強いタッチの絵を何か画集を見るごとく楽しませていただきました。私は?燭の絵が気に入っております。物語はまるで聖書の中に出てくるような、メッセージ性を感じます。王様が処刑されタルカスが涙する場面は、十字架にかけられたキリストが息を引きとった後、その場にいた人々が改めてキリストの正しさを認めたルカ23章を思い出させます。両サイドから読み進められる構成もユニークで、物語は立場を変えて見ることの大切さに気づかされます。クリスマスプレゼントとしてお友達にも贈り、大変喜ばれました。音楽家であり今回絵本作家として、又映画にも主演され(新人賞おめでとうございます!)FUKASE様の祝福された幅広い才能に驚嘆しております。ご多忙のことと思いますが、どうぞお体にご留意され今後もご活躍下さい。又福音館書店様のご健勝をお祈りいたしたます。

    カレーさん

  • 元々SEKAI NO OWARIのファンで、ずっとこの本が発売されるのを楽しみにしていました。Fukaseさんの油絵はとても見ごたえがあり、黒マジックで描かれた線とのギャップ?も楽しかったです。両サイドが表紙、2つの立場からのお話が描かれるということで、一体どんなストーリーになるのかと思っていましたが、考えさせられる良いストーリーだったと思います。0歳の子どもがいるので、今は鮮やかな色合いを見て「にや…」とするだけですが、もう少し大きくなった時に楽しい絵本だけでなく、こういったストーリーのものも読んで、たくさんのことを考え感じられる子になってくれたら良いなぁと、勝手に親は思っています。今後もご活躍をお祈り申し上げます!素敵な作品をありがとうございました。

    yuさん

  • もうびっくりです。こんな児童書があったでしょうか。2つの視点から考えさせる内容で、大人の私も感動して泣いてしまいました。考え方(死に対する)はいろいろありますが、心の奥を想像し、誰にでもある尊厳をあらためさせて頂きました。絵の表現もすばらしく、フカセさんの人間性も感じられます。また次があることを願いますが、音楽にもブルーノが表現されたら良いですね。この本を作って頂いた皆様、担当の方々、本当にありがとうございました。

    塩田 麻由美さん

  • 作者Fukaseさんへのメッセージ:他の絵本と比べて素敵だなぁと思ったのは、絵本の絵が油絵で描かれていて、動物ひとつにしても、いろいろな色が使われていて、とてもきれいだなぁと思いました。動物の王様というとライオンをイメージするのですが、蛇が王様で描かれていて、色づかいがきれいだし、面白いなぁと感じました。絵本の世界なので蛇が王様にもなれるんだなぁと感動しました。物語は、物事をみるときには、一方的ではなくいろんなことを考えないと、というメッセージがこめられているのかなぁと思いました。//好きな作者Fukaseさん、せなけいこさん…絵本の絵がちぎり絵であたたかみがあるから。

    オパールさん

  • 私はSEKAI NO OWARIが大好きで、メンバー全員大好きだけどFukaseさんを推していて、絵本のことをセカオワの公式サイトで知って、ずっと発売されるのを待っていて、BLUENO特装版も買って、届くのを待っているところです。SEKAI NO OWARIの2017年のLIVEで「Tarkus」っていうLIVEのDVDを観たことがあって、動物たちがストーリーをすすめていくのがすごく印象に残っていて、絵本になるっていうのを聞いたときに、ワクワクがとまりませんでした。今このBLUENOを手にすることができてとても嬉しいです。大切にしたいと思います。Fukaseさん、誕生日そして「BLUENOブルーノ」発売おめでとうございます!!

    Minさん
    お子さんの年齢:中学生

  • 昔から絵本が好きでした。寝る前になるとお気に入りの一冊を棚から出して、母に読んでもらっていました。大人になるにつれ自然と絵本から離れていましたが、今日この物語に出会えた事が本当に嬉しいです。昔から聴く側、見る側に何かを問いかけるように歌うFUKASEさんだからこそ描ける物語だと思いました。イラストに使われている油絵の具のように、全ての事柄は見る側によって様々な色に見えます。でも、それでいいんです。立場が違えば思うことも違う、当たり前。必要なのは、自分以外の誰かについて少しでいいから考えてみることなんですね。それに気付かせてくれた本。情報や思想にあふれている現代に大切な本だと思いました。FUKASEさん、そして出版に関わって下さった全ての方に感謝しています。

    みうさん

  • 私が行ったタルカスというLIVEで、深瀬くんがMCで「今世紀中に描きます!死ぬまでに描きます!!(笑)」って言っていて、ずーーーっと楽しみにしていた、深瀬くんの絵本がやっと手元にあるのが嬉しすぎます!!!!!嬉しすぎて1ページ1ページめくるたびにニヤけてしまいます(笑)。両サイドから読むと王様への気持ちが変わって、この物語に出てくる人達は誰も悪くないなと思いました。何回読んでも飽きなくて、今度友達にもオススメしたいと思いました!!Fukaseさん!!絵本完成本当におめでとうございます!この絵本は私の宝物になりました!!いつかまた次の絵本を出した時にも必ず買います!!その日まで沢山読んでいようと思います。

    堀田 彩未さん

  • 一冊で2人の物語が読めて面白い。Fukaseの絵がステキです。私に子どもは居ないので、絵本を初めて買いました。大人でも絵本の世界にハマりそうです。大人でも楽しめる絵本に興味があります。

    小田 有理さん

  • とっても素敵な絵本でした!始めに左側から読み考えさせられる悲劇にえのぐで描いたFukaseさんの絵に惹かれ…次に右側から読み「そういうことだったのか」と物語の裏側におどろきました。もしかしたら現代にも通じるような内容でどちらが悪いとも言えず、もっとお互いを知ろうとして耳を傾けていたら、このようなことにはならなかったのではないかと、自分ももっと人の言葉を聞こうとしなければいけないなと、教訓にもなりました。そして、1ページ1ページ切りとっても1枚の絵画になるような絵が、この絵本の世界にひきこんでいって、より深くこの世界観を楽しむことができました。随所にFukaseさんらしさが感じられて、本当に素敵な絵本でした。これからも応援しています!!

    H.Nさん

  • タルカスのライブをみて、絵本の話が出て、絶対に買おうとずーっと楽しみにしておりました。忙しい中、丁寧に作りあげて下さったのがとても伝わり、素敵な絵本を直接手にとれて良かったです!私が保育学生だったころ、絵本を作ってみる授業があったのですが、両側から話を読みすすめることができて、中央が同じ結末になるという発想は全くなかったので、本当にすごいな…と思いました。旦那にも物語を伝えたところ「国語の教科書に載りそう」と言っていました。本当にステキなお話なので、国語や道徳の教科書に載ってほしいなと、私も思いました。

    きのこさん

  • 両面表紙の絵本はとてもおもしろく、興味をひかれました。内容もとても考えさせられるもので、答えがない所が読んだ人に考えさせることに意味があって、とても素晴らしいと思いました。絵の表現も素敵で、温もりを感じられました。Fukaseくんに、また次回作をお願いしたいです。

    aoitsubasaさん

  • 私はSEKAI NO OWARIがとっても大好きです。Fukaseさんが本を出すときいて、とてもうれしかったです。発売日に本屋さんへ行って買いました。油絵がとてもキレイでした。2つの視点で描いてあって、とてもすごかったです。本当に感動しました。それから、たんじょう日おめでとうございます。たんじょう日に発売されたので、忘れずに買う事ができました。もう何回も読みました。私は、これから死ぬまでSEKAI NO OWARIを応えんしつづけます。これからも、がんばって下さい。本、最高でした。

    いくらさん
    お子さんの年齢:小学高学年

  • 二者それぞれの思いを募り、それぞれの立場から正しいと思った事が、片方には伝わらない、現代社会でもよくある事だと思う。コミュニケーションがあれば防げる事も多いと思います。ステキな絵本だと思います。子どもにも大人にも。//好きな作者:アンデルセン//作者へのメッセージ:音楽活動が忙しそうですぐにはかなわないかもしれませんが、また絵本を描いてもらいたいと思います。

    マキアージュさん

  • 前から読むとブルーノの立場から描かれていて、後ろから読むと王様の立場から描かれているのでびっくりしました。こういう本のあり方があるのだなと、深瀬さんの発想に感心しました。物語の内容も分かりやすく、とてもおもしろかったです。絵は油絵で描かれているのか、いろいろな色がまざられていてとてもきれいでした。深瀬さんらしい絵でした。映画で、深瀬さんの部屋の背景に使われていた油絵を思い出しました。とてもすばらしく、買って良かったなとつくづく思いました。

    S・Hさん

  • きれいな色の動物たちがそれぞれの目線で物語りをつむぎだして、なんだかいろいろな事を考えました。私は王様が好きです。たとえ処刑されても、王様は立派な王様だと思います。タルカスとピヂーはかわいそうだったけど、王様をうらんでも殺してもなにもかわらないと思う。でも人間は人のせいにしないと、たちあがれないときがある。

    カマス60さん

  • BLUENO発売おめでとうございます! 絵本『ブルーノ』楽しく拝読させていただきました。4年前にSEKAI NO OWARI LIVE TOUR Tarkusを見に行ったときから、このお話が大好きです。その公演でFukaseさんが言っていた「絵本を描く」が遂に実現し、嬉しい気持ちで一杯です。自分の見えている側しか知らずに物事を捉えることは怖いことであり、寂しいことだと改めて感じることができます。また、油絵だからこそキャラクターの力を感じられる素敵な作品だと思いました。Fukaseさんをはじめ、製作に携わってくださったみなさん、本当にありがとうございます。

    えみさん

  • Fukaseさんの才能に驚きました。 「天は二物を与えず」と言われるが、彼には三物を与えたようです。junaidaさんの「街どろぼう」に続き、御社の絵本は素晴らしいです。

    すずめさん

  • 両側から読めるというスタイルの絵本で、どちらの立場にも理由があり、結果は同じになるにせよそこにたどり着くまでにはいろいろな事情や相手にとどかない気持ちがあるんだな、と深いメッセージがあり感動しました。どの世代にもそれぞれに楽しめるすばらしい絵本です。

    クリスタールさん

  • お子さんから大人まで全ての世代に
    深く突き刺さる内容でした。
    何回も読んで色々な角度から考えたいと思います。
    深瀬さんからのサインつきの特装版
    作ってくださり、ありがとうございました。
    色遣いも素敵で宝物になりました!

    MIHOさん

  • 素敵な絵、考えさせられる内容
    とにかく最高です!!
    どちらの立場でも悲しい…
    でも王様は間違いなく愛されてた。
    とても素晴らしい絵本を
    ありがとうございます!!
    ずっとずっと大事にして
    受け継ぎたいなって思います(^^)

    yuka.ENDerさん

  • つい今しがた、絵本「ブルーノ」が届き、すぐに読みました。物語を始め表紙もデザインも手触りに至るまで、その全てにFukaseさんの想いがぎゅっとつまった作品だと感じました。読み終わった後、そこでジ・エンドではなく、その先には何があるかを考えさせる…そんな絵本だと思いました。これは図書館等に置くべき一冊と言っていいと私は考えます。

    ポカポカ母ちゃんさん
    お子さんの年齢:中学生

  • 両側から読めるという斬新な絵本に驚きました。内容も、心温まる油絵の動物たちが非常に可愛くて素晴らしかったです。この作品はFukaseさんを知っているファンの方はもちろん、Fukaseさんをこれから知る方も楽しめる作品だと思います。

    なおっちさん

  • 待ちに待ったFukase君の絵本
    読ませて頂きました
    タルカスのお話は知ってましたが
    絵本になるって事が驚きと、喜びでいっぱいでした
    絵本として伝えたかった事
    お話には1つの本当(事実)だけではなく
    裏側にも、本当があるって
    ナカナカ表す事って無いですよね
    私自身、子供の頃に出逢いたかった絵本です
    そして大人の今でも、
    読んで疲れた心をリセットしたくなる
    そんな絵本です
    ありがとうございます

    みっちゃんさん

  • ブルーノ、読ませていただきました。
    自分も、自分ではない人にも、それぞれ気持ちがあって
    「この人はどんな気持ちなんだろう?」
    「自分とは違う考えを持っているのかな」
    そんなことについて考えたり
    悩んだりした時期がありました。
    そんな時、ひとつの考え方を伝えてくれたのは
    深瀬さんの書く歌詞でした。
    そんな深瀬さんの考え方が
    物語として描かれたのがこのブルーノでした
    自分にはまだ子どもがいませんが
    いつか自分に子どもが産まれて
    その子がそんなことを考えるようになった時
    何も言わずそっと渡してあげたいと思う
    そんな絵本でした。

    ハクさん

  • 立場が違えば見える景色も違う。
    少し考えればわかることだけど、このことを理解して考えていくのは今の私には少し難しい。
    この絵本は、そんな当たり前のことだけど大切にしていきたいことをカラフルな面白いタッチで伝えてくれた。

    からさん

  • ネタバレを配慮し、ライブTarkusのイメージを元に感想を書かせていただきます!
    タルカスと王様両方の気持ちになって物語を見届けるというこの仕組みにすごく感銘を受けました!
    それと同時に僕の心にはとあるデジャブが生まれました。
    それは この物語が僕らの生きる現実世界の物語なんだと。
    ライブTarkusのMCで初めて聞いた物語の意味。それを改めて感じながら読んでいました。
    テレビやネットなどの情報力が現代を動かし、ある意味では支配している今の時代だからこそ
    たとえ不確かな情報でもそれがあたかも全知全能かのように信じてしまう。
    僕らは完全に 情報社会という名の「赤い靴」を履かされ、舞踏会を演じさせられ続けているような、
    そして真実も知らぬまま悪と決めつけられ刃を突き刺される。
    この絵本はその現代社会の僕らの視点と 僕らが見落とし続けて目を背けてきた真実の視点で ひとつの物語となっている。
    みんな一人一人が心に手を当てて一緒に考えて行かなきゃいけない物語だと思いますし、まずこの本を大人が読み、この絵本が伝えたいメッセージへ子供たちをしっかり導くように読み聞かせたい1冊だと思いました。

    Raff@EARTHさん

  • ついに絵本ブルーノをゲットしました!!
    あの日、Tarkus大阪公演2daysに行った時に「今世紀中には絵本を出す」というMCをずっと今世紀の間ずっとずっと大切にしながら待ち望んでました。
    そしてついにその伏線が回収され 僕の手元にも深瀬さんの想いが届きました!
    この本を手にした時、あのライブの思い出が蘇りました。
    絵を描いて 絵本を生み出したのは深瀬さんですが、この世界観をライブで完成させ最高の思い出に残してくださったのは紛れもなくSEKAI NO OWARI のみなさん全員です🚂
    だから 深瀬さんはもちろん、SEKAI NO OWARIのメンバー全員に この気持ちを伝えたいです
    「素晴らしい作品をほんとうにありがとうございます✨大切に読みます🦋」

    Raff@EARTHさん

  • SEKAI NO OWARIのライブ、タルカスで絵本の作成をしているとの発表から待ちに待った絵本が完成しました。
    感慨深い作品です。
    イラストが凄く可愛いです。
    内容は立場が変われば考え方も変わるという大人でも考えさせられるものでした。
    必ず名作の一つになるでしょう。

    Hiro_ENDerさん
    お子さんの年齢:中学生

  • ついに絵本化おめでとうございます!そして深瀬さんお誕生日おめでとうございます!

    ずっとずっとずっと楽しみにしていた瞬間がついに訪れたかと思うと ライブが始まる直前のようにワクワクした気持ちでいっぱいです!

    いつも素敵な作品をありがとうございます!

    Raff@EARTHさん
    お子さんの年齢:0才

  • fukaseさんが長年温めていた作品がついに!
    楽しみな限りです!

    Yoichiさん

  • 相手の立場に立ってものを考えるようにと学校で教わったけれど、知っている限りこの絵本はそれを教えてくれる物語だと思っています。カラフルな魅力的な絵もとても好き。ワクワクしながら手に取る日を待っています。

    Misakiさん

  • 発売前なので感想では無いですが
    首をなが〜くして待っていた本がなんと福音館書店さんからの出版に驚きと喜びで思わず書いてます
    物事を一面だけで判断せず
    いろんな考え方があることを教えてくれる絵本ですよね
    発売楽しみです❣️

    せいたかママさん

  • ライブタルカスで刊行を予告してましたね! 実現するとは。
    楽しみに読ませていただきます♪

    Juntopoさん

  • もっとみる

    とじる

    感想を書き込む

    福音館の最新情報

    フォローする

    あのねメール通信の登録

    著者のエッセイや新刊情報を毎月メールで配信します。

    あのねメール通信に登録する