おやゆびちーちゃん
美しくよみがえる、アンデルセン『親指姫』
アンデルセン『親指姫』の絵本を、このたび復刊します。本作は、『はなをくんくん』『ピーターのいす』の訳者で詩人の木島始と、『ぐるんぱのようちえん』の画家・堀内誠一が、原作に忠実に訳し、描いた1967年初版の意欲作です。このたび原画から新たに作り直すことで、アンデルセンの世界が、美しくよみがえりました。文字も読みやすくリニューアル。周囲に翻弄されつつも、まっすぐに生きたちいさな少女の物語を、お楽しみください。
-
読んであげるなら
5・6才から
-
自分で読むなら
小学中学年から
カテゴリ | : 読みもの |
---|---|
定価 | : 2,200円(税込) |
ページ数 | : 76ページ |
サイズ | : 27×19cm |
初版年月日 | : 1967年12月20日 |
---|---|
ISBN | : 978-4-8340-0125-9 |
シリーズ | : 世界傑作童話 |
その他の仕様 +
みんなの感想(2件)
堀内さんご自身が一番気に入っていた絵本ということですが、絶版で手に入れることができないでいましたが、ふと入った書店のコーナーに新版となって飾られていたので、ワッと思いました。鉛筆の線がやさしいですね。いろいろな表現の仕方を持つ堀内さんですが、一番純粋に彼らしさ出ているのだろうと思われます(くろうまブランキー、こすずめのぼうけん、りすの絵本など、たくさん好きなものはありますが…)。
松尾 好子さん
素晴らしい製本と印刷で、届いた瞬間に心が踊りました。この数ヶ月の外出自粛要請で遠出ができませんでしたが、近所を散策するなかで見つけた植物と本の描写が重なり、こちらの心までツバメに乗せてもらって解放された気分になりました。
南郷 志麻さん
感想を書き込む