タコやん

ノタコラペタコラ、タコやんがやってきた!

ある日、玄関のドアからヌルリンチョと入ってきたタコのタコやん。「あそびましょ」といわれ、しょうちゃんは仕方なく遊びはじめます。でもタコやんは、8本の足でゲームのコントローラーを操ったり、サッカーでも大活躍。「タコやん、すっげぇ!」。しょうちゃんも友だちもみんなびっくりです。かくれんぼも、伸びたり縮んだりお手の物のタコやんでしたが、そこへ、ガミガミおじさんと狂暴な犬がやってきます。がんばれ、タコやん!

  • 読んであげるなら
    5・6才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,430(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
32ページ
サイズ
26×24cm
初版年月日
2019年06月10日
シリーズ
日本傑作絵本
ISBN
978-4-8340-8465-8
テーマ

みんなの感想(7件)

数年前の絵本雑誌を整理している時 「タコやん」 が目にとまりました。富安陽子さん文となっているこれは、ぜったいおもしろいはなしだと、さっそく図書館へ行きさがしました。思っていたとおりの本の内容、絵も南伸坊さんのタコが、なんともいい感じ。小学校の1年生のクラスで読み聞かせに使わせてもらいました。子ども達の目は本にくぎづけ、笑い声と、タコやんすげぇ! と喜んでくれました。もちろん自分用に 『タコやん』 購入しました。

“タコやんいぬ”←タコやんが いぬに すみをかけているところがおもしろかったです、だそうです。

タコが主役の本は中々ないので、大好きな息子は大喜び。ただ、タコの本、イカの本は見せ場がいつもスミを出してやっつける、なので正直マンネリしています。何か良い案があるわけでなく申し訳ないのですが、スミ以外で楽しめるタコ、イカ本を作っていただけると、我が家の子どもは大喜びしそうです!

色んな擬音を使っているのが面白いなぁと思いました。私の時代はファミコンやゲームボーイが主流だったので、絵本の途中でニンテンドースイッチがでてきた時に時代を感じました(笑)。タコやんは最後海へ帰っていきましたが、そもそも何で陸へ上がってきたのか?子どもと考える事ができます。なんだかシュールでゆるっとした絵本ですが、息子が小学生になっても読み続けたいなぁーと思える絵本でした。とにかく可愛すぎました!!

コロナを注意するため、最近はよみきかせの形も変化しつつあります。子どもたちがよみ手の周りに近づく形ではなく、授業の様に離れて机に座り、よみ手も遠くなります。その折、この絵本は色や形がはっきりしていて、子どもに伝わり易く、お話も面白くたのしいので購入しました。

南さんのユニークなイラストにひかれて購入しましたが、富安先生の展開のあるお話にひきつけられました。お孫ちゃんも何度も読んでいます。

絵も文もベテランおふたりの本だけど、友だちとハグしてお別れするとこや、子どもをおどすおじさんがちっちゃくて、犬がでっかいとこ、ゲームがスイッチなとこ、タコが遊びに来て「やだなぁ」と思うとことかのかんじがとっても「今」で、すごく変わったことが起こるわけじゃないけど、もし自分が小学生で、図書室でタコやんを見つけたら、何度もかりて読むだろうなぁと思いました。可愛いしなぁ、と思いながら読んでいると、心の中がノタコラペタコラ落ちついてくる、えー本やなぁと思います。南伸坊さんの絵、可愛い。

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