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おなかのかわ<新版>
こどものとも年中向き 1979年6月号
ねことおうむは相談して、毎日かわるがわる相手をよんでごちそうすることにしました。ところがよくばりなねこは、おうむが出したごちそうを二人分全部たいらげたあげく、おうむも、おばあさん、ろば、王様の行列まで、まるのみにしてしまいます……。アメリカのブライアントのお話集から鈴木三重吉が訳した物語を、演劇・美術等の多方面で活躍した村山知義が描いた絵本です。
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読んであげるなら
4才から
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自分で読むなら
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みんなの感想(1件)
絵本が好きで相当数を読んできた自負があったのですが、この本は知りませんでした。瀬田貞二さんの生誕100歳記念出版されたものでしたので、数年ぶりの再刊だとおもうのですが、とても面白かったです。子どもに(親にもかな)媚を売る絵本が多くなってきた昨今、とても絵本らしく、どこかシニカルででも読後は楽しさが残るというさすが!な一冊。瀬田貞二さんの再話もさることながら村山知義さんの絵が素晴らしい。大胆な構図、ハッキリとした色使い、どこか日本的なのにまだ見ぬ外国を思わせるのが村山さんの魅力のひとつだと思っています。私の子どもはもう絵本を卒業する歳なのですが、小さいときに読んであげたかった。小学校卒業を記念して最後の読み聞かせ、今夜してみようかな…
ねこのこねさん
お子さんの年齢:小学高学年
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