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おひさまを ほしがった ハヌマン
インドの大昔の物語「ラーマーヤナ」より
こどものとも 1973年6月号
風の神の子どもハヌマンは、木の間から顔を見せているお日さまのすばらしさに心を奪われ、空高く舞いあがるとお日さまに向かってどんどん近寄っていきました。驚いたお日さまが助けを呼ぶと、神々の王インドラが通りかかり、ハヌマンをうちたおしてしまいます。風の神は悲しみのあまり姿を消し、この世は空気がなくなって死の世界に……。インドの現代美術を代表する画家による絵本です。
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読んであげるなら
5・6才から
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自分で読むなら
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みんなの感想(1件)
この物語の生命力は格別だと実感している。
子どもの頃、この絵本が手元にあり、夫が逝去するまでの長い年月大切にしていた。
とにかく画が素晴らしかった。
しかし、遺品整理と共に自分の身じまいの支度で、この絵本はネットのオークションで手放した。
にも関わらず、不思議なもので、私はこの物語を失っていない。
子どもの頃に寄り添ってくれたハヌマンやインドラたちが、今もひとり身の私の物語に寄り添って活力を与えようとしてくれている。
うららさん
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