こんなにも「昆虫」の生態を忠実にかつ分かりやすく描いた絵本は、他に見たことがありません。「とんぼ」の羽の網目のひとつ、ひとつ、蜂の「黒と黄色」の見事なストライプ、カマキリの獲物を狙う「目」、アゲハの幼虫のかわいらしさ等など、どれをとっても、見事なまで丁寧に描かれています。 保育園の子どもたちから、「虫の絵本買って!」とせがまれていたので、これを手にした4,5歳児は、大喜び。「読んで、読んで・・」の大合唱!さっそく読むと、自分の経験に合わせて、「かぶとの幼虫 見たことある」「あげはのたまご見つけたよ」「幼虫がさなぎになった」「かまきり バッタ食べるよ」と絵本を見ながら、お話が弾みます。 そして、この絵本には、昆虫の「生と死」が描かれまた、「生」へとつながっています。ある子どもは、このことに気づき「つながってる!」と話していました。子どもたちは、虫が大好きです。男の子だけではなく、女の子も大好きです。ようは、私たち大人が、どのように子どもたちに伝えていくかということです。大人が、興味を示せば 子どもたちは食いつくこと間違いなしです。私たちの保育園では、3,4,5歳児にたくさんの飼育ケースがあり、セミ カマキリチョウ、カナヘビ カブトムシとたくさんの昆虫がいます。生き物を大切にすることが、「命」を大切につながると思います。子どもたちに大切に伝えていきたい絵本です。
基本情報
- カテゴリ
- かがく・図鑑
- ページ数
- ー
- サイズ
- 20×27cm
- 初版年月日
- 2010年06月10日
- シリーズ
- 福音館の科学
- ISBN
- 978-4-8340-4018-0
- テーマ
- 学校図書館用セット/虫・昆虫
みんなの感想(1件)
※いただいた感想は編集を加えたうえで、弊社宣伝物に使用させていただくことがございます。また、本サイトのより良い運営を妨げると判断した感想は、予告なく削除する場合がございます。ご了承ください。
※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご質問・お問い合わせについてはこちらをご参照ください。
※ご登録いただいたメールアドレスは、レビューに関する弊社からの問い合わせや連絡等の目的以外には使用しません。