うさこちゃんのお話には、大冒険も魔法も出てきません。それなのに、こんなに長い間、こんなに何種類もの絵本が愛されているのは、なぜなのでしょう？久しぶりに手に取った「うさこちゃん」がそのわけを少し教えてくれました。作者のブルーナさんは、日常の幸せを見つける天才であることと、翻訳者の松岡恭子さん(初期の石井桃子さんも）の日本語が素晴らしいこと。自分で読んでも、誰かに読んでもらっても、するりと心に沁みてきます。絵も単純明快で、まるで俳句か詩のようです。幼い子供たちは、こんなことを考えなくても本能的にこの絵本の良さを理解するのでしょうね。子供ってすごいです。
セット
４才からのうさこちゃんの絵本 １【4冊】
シーツをかぶっておばけごっこ、大成功！
『うさこちゃんの だいすきなおばあちゃん』『うさこちゃん びじゅつかんへいく』『うさこちゃん おばけになる』『うさこちゃんの てがみ』の４冊セット。ある日、うさこちゃんはおばけごっこがしたくなりました。おかあさんが手伝ってくれて、古いシーツをうさこちゃんにかぶせてくれました。すっぽり頭からシーツをかぶって、すっかりおばけの気分。みんなを驚かせにいきますが、みんな怖がって逃げてしまいます。おばけごっこは大成功！
- 読んであげるなら
４才から - 自分で読むなら
小学低学年から
¥3,520（税込）
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