本をさがす

キーワード
対象年齢をえらぶ
本の種類をえらぶ
シリーズ
ISBN

978-4-8340--*

検索条件を設定してください。

検索条件をクリア

ごろはちだいみょうじん

奈良・大和地方の言葉で伝える、味わい深い物語

べんてはんの森の、ごろはちといういたずらタヌキは人をだますのが得意でしたが、ごちそうを盗んでも、後で山の木の実を返しておくようなきちょうめんなタヌキでした。あるとき村はずれで鉄道を敷く工事が始まりました。やがて工事が終わり、初めて汽車がやってくるのを見た村人たちは、ごろはちが化けたものと勘違いし、線路に飛びだしてしまいます。それを見たごろはちは、汽車の前に立ちはだかり……。大和地方の言葉で語られる心にしみる物語です。

  • 読んであげるなら

    4才から

  • 自分で読むなら

    小学低学年から

カテゴリ : 絵本
定価 : 1,100円(税込)
ページ数 : 28ページ
サイズ : 27×20cm
初版年月日 : 1969年08月01日
ISBN : 978-4-8340-0203-4
シリーズ こどものとも絵本

その他の仕様 +

みんなの感想(1件)

  • 村人をいつも化かしてだましている狸のごろはち。 けれどただの化け狸ではない。ごちそうをもらうかわりにあけびや山葡萄をおかえしする、几帳面なところもある。ある日村で大工事がはじまる。初めて汽車がはしるのだ。けれど村人たちは煙を吐く汽車の姿を見て、きっとごろはちがまただましているんだ、と歩み寄る。このままでは村人たちは轢かれてしまう!そこでごろはちがとった行動とは!・・・なんとも悲しい結末に、私は読みながら泣いてしまいました。息子はどういうことなのかまだわからない様子でしたが、またしばらくたったら読んであげたいと思います。

    よつさん

  • 感想を書き込む

    福音館の最新情報

    フォローする

    あのねメール通信の登録

    著者のエッセイや新刊情報を毎月メールで配信します。

    あのねメール通信に登録する