きつねとねずみ

きつねとねずみが伝える大自然の営み

きつねのだんなはねずみを見つけて聞きました。「鼻がどろんこ、どうしたんだい?」「巣穴をつくったのさ。なんだって巣穴を掘ったんだい?」「あんたからかくれるため……」きつねはねずみを捕まえようとしますが、ねずみの巣穴は、寝室・食料庫・逃げ道完備。見事に逃げられてしまいました。自然の営みを見事に語るロシアの作家ビアンキのお話の絵本です。

  • 読んであげるなら
    3才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,100(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
20ページ
サイズ
27×20cm
初版年月日
1967年03月25日
ISBN
978-4-8340-0096-2
テーマ
ねずみの本/ロングセラー/動物

みんなの感想(1件)

表紙をパッと見た瞬間に、「あ、好きな感じの絵本だ」と思いました。きつねとねずみが鼻をつきあわせて、どこかいたずらっぽく微笑んでいるようにも見えます。ページをひらくと、上下に描かれた絵と文の配置が新鮮で、きつねがねずみを狙ってる!と読まなくてもわかりました。きつねに狙われて、絶体絶命に思えるのに、ねずみの表情は余裕があって、ニヤリと笑っているようにも見える。かっこいいなあ。今、目に見えないウイルスから身を守ろうと家にこもっている自分と重ねてみてしまいました。こんな風に余裕を持って、自分の巣穴を心地良い空間とし、敵から軽やかに身を守っていきたい。その時、笑っていたい。そう思いました。

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