表紙をパッと見た瞬間に、「あ、好きな感じの絵本だ」と思いました。きつねとねずみが鼻をつきあわせて、どこかいたずらっぽく微笑んでいるようにも見えます。ページをひらくと、上下に描かれた絵と文の配置が新鮮で、きつねがねずみを狙ってる!と読まなくてもわかりました。きつねに狙われて、絶体絶命に思えるのに、ねずみの表情は余裕があって、ニヤリと笑っているようにも見える。かっこいいなあ。今、目に見えないウイルスから身を守ろうと家にこもっている自分と重ねてみてしまいました。こんな風に余裕を持って、自分の巣穴を心地良い空間とし、敵から軽やかに身を守っていきたい。その時、笑っていたい。そう思いました。
基本情報
- カテゴリ
- 絵本
- ページ数
- 20ページ
- サイズ
- 27×20cm
- 初版年月日
- 1967年03月25日
- シリーズ
- こどものとも絵本
- ISBN
- 978-4-8340-0096-2
- テーマ
- ねずみの本/ロングセラー/動物
みんなの感想(1件)
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