きんいろのしか
バングラデシュの昔話
限定復刊
金の好きな王様と金色の鹿の知恵比べの物語
昔、南の国に、一人の王様が住んでいました。この王様が世の中で一番好きなのは、金でした。ある日、王様は森で金色の鹿を見つけます。鹿が踊ると、足下の砂が金に変わるのです。王様は鹿を生け捕りにしようとしますが、うまくいきません。そこで王様は、ホセンという牛追いの少年に3日以内に鹿を連れてくるよう命じます。ホセンが鹿を連れて王様の御殿に到着すると、鹿は踊りに踊ります。すると金の砂がうずたかく積もって、王様を埋めてしまいます。
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読んであげるなら
4才から
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自分で読むなら
小学中学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,430円(税込) |
ページ数 | : 48ページ |
サイズ | : 27×19cm |
初版年月日 | : 1968年12月15日 |
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ISBN | : 978-4-8340-1879-0 |
シリーズ | : 日本傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(3件)
小学校1年生のとき、初めて学校の図書で自分で選んだ本です。すごく懐かしい。担任の先生がいくつか本をきょう室に持ってきて、借りたい本がある人は手を挙げて、と、言ったので、勇気を出して手を挙げて借りた本。半世紀以上経っているのにまた巡り会えて嬉しい…感動です。
かなちゃんさん
数年前に、こちらの絵本の原画を展覧会で見させていただいた事があり、秋野不矩さんの絵の美しさ、色彩の美しさに感動しました。その時は「もう絶版になっている」と聞き、大変悲しく思っておりましたが、今回復刻してくださり、本当に本当に、嬉しく思っております。この絵本は、これからの子どもたちにとっても思い出の一冊の絵本になると思うので、限定復刻ではなく、ずっと販売していただきたい一冊です。本当にありがとうございます。
もぬさんさん
53年前、小学校1年生の夏休み『きんいろのしか』34-35ページ主人公ホセンが"きんいろのしか”と遭遇する場面を母とモザイク画を描きました。
途中何度も挫折しながらも母に励まされながら作り上げました。
ほぼ母の趣味でしたが。
ふとした事でこの本が目に止まり即購入しました。
もう一度読み返してモザイク画のページをめくった時には込み上げてくるものがありました。
すっかり忘れていた記憶が蘇って来ました。
今度孫が来たら読んであげようと思います。
はみちゃんさん
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