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ひみつのえんそく きんいろのさばく
こどものとも 2022年8月号
外は雨。楽しみにしていた遠足が中止になってしまい、たかしは家でひとり留守番です。ふと、誰かに呼ばれて振り返ると、そこにはラクダがいました。「ぼくに乗って、ぼくの国へ遠足に行きませんか?」。ラクダに乗ったたかしが目を開けると、そこには金色に輝く砂漠が、どこまでも広がっていました。子どもたちを神秘的な世界へと誘うファンタジー。
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読んであげるなら
5・6才から
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自分で読むなら
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カテゴリ | : 月刊誌 |
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定価 | : 440円(税込) |
ページ数 | : 32ページ |
サイズ | : 26×19cm |
初版年月日 | : 2022年08月01日 |
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ISBN | : ― |
シリーズ | : こどものとも |
その他の仕様 +
みんなの感想(2件)
おはなし会で読みました。
子ども達が一瞬で引き込まれていくのが読んでいて伝わってきました。
短いおはなしなのに、旅行した以上の感覚があります。
お母さんも一緒に旅ができればいいけれど、ここはきっと、一人だからいいのかなとも思いました。
お留守番をするときの相棒になるような絵本です。
丸子さん
ページを開いた途端に絵本の中に引き摺り込まれた。気がつくと、おはなしの中のリビングのソファに座っている。いっしょにお留守番をしている。ちょっと心細い、でも泣いたりしない。そんな自分がいる。
この異国のような絵がとてもいい。言葉は少ないのに情景はしっかり伝わってくる。
そうして同じラクダの背にまたがり秘密の遠足から帰ってくるのだった。
裏表紙を閉じると自宅にいた。手に汗をかいていた。洋服で手のひらを拭う。立ち上がって洋服をはたく。ポケットを引っ張り出す。あるはずのない、でもあって欲しい金色の砂を探している。
丸子さん
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