どんぐり喰い
貧しくとも、明るく、誇り高く生きていく。
主人公の少年クロは貧しい家計を助けるため、学校をやめて働きに出る。豚やヤギの世話、建築現場の下働き……。内戦終結からまもないスペイン・アンダルシア地方で、人々は貧しさや社会の不条理に耐えながらも誇り高く生き抜き、クロもまた、たくましく成長していく。オランダを代表する児童文学作家エルス・ペルフロムが夫の少年時代の話をもとに描き、オランダで最も優れた児童文学に贈られる「金の石筆賞」に輝いた名作。
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読んであげるなら
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自分で読むなら
中学生から
カテゴリ | : 読みもの |
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定価 | : 2,310円(税込) |
ページ数 | : 344ページ |
サイズ | : 20×14cm |
初版年月日 | : 2021年11月20日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8636-2 |
シリーズ | : 福音館の単行本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(1件)
お試し版を読みました。
「ゲルニカ」の絵を思い出しました。あの当時のオランダも、領主様が平民を支配していたはず。そして、内戦から大戦へ。
薪くらい、いくらでも拾わせてあげれば良いのに、と残念な思いを抱えながら読みました。
続きは、本を購入してから読みたいと思います。
しまりすさん
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