パンのかけらとちいさなあくま
リトアニア民話
知恵を働かせ富をもたらす小悪魔の昔話
小さな悪魔は、貧乏なきこりからパンのかけらを盗んで得意になっていましたが、大きな悪魔たちにたしなめられ、おわびに、きこりが借りた役に立たない沼地を畑に変えることにしました。小さな悪魔は、大きな木をひっこぬき、沼の水を飲みほして、見事な麦畑にします。ところが、それを見た地主が収穫した麦を全部もっていってしまったので……。知恵を働かせ富をもたらす小悪魔の昔話。
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読んであげるなら
4才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,100円(税込) |
ページ数 | : 32ページ |
サイズ | : 27×20cm |
初版年月日 | : 1992年02月10日 |
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ISBN | : 978-4-8340-1083-1 |
シリーズ | : こどものとも絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(1件)
読んで聞かせた子供達から「悪魔じゃないよね」と、一言が。健気で賢い小さい悪魔は、確かに悪魔と言うよりは、悪戯なトロルや妖精のよう。物語にすっかり引き込まれて、小さい悪魔に心寄せた子供達ならではの感想でした。
hanaさん
お子さんの年齢:小学低学年
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