実家の屋根裏から、私の幼少時代に購読していた「かがくのとも」がたくさん見つかり、その中の1冊がこの本です。 たまたま今わが家の父子が虫かごのカブトムシの幼虫に夢中になっているので本を渡すと、早速お父さんが読み始め、1歳、5歳、7歳の子どもたちは興味津々。これから虫かごの中で起こるだろうさなぎから成虫への変化の過程のシーンを、食い入るように見つめていました。 卵から成虫になり、子孫を残して死ぬまでのリアルな生態が、小さな子どもにも大変わかりやすく描かれており、秀作です。 とりわけ、成虫になったカブトムシが夜空を飛ぶシーンは、かっこよさに息をのみました。 図鑑とは違い、赤ちゃんから小学生、おとなまでが楽しめる貴重な一冊です。 子どもたちは、カブトムシの一生がスッと頭に入ったようで、新たな好奇心がメキメキとわいてきた様子です。 お父さんはというと、夜な夜な一人でこの本を広げては虫かごの幼虫と見比べて観察し、大人時間を楽しんでいます。
基本情報
- カテゴリ
- かがく・図鑑
- ページ数
- 28ページ
- サイズ
- 26×24cm
- 初版年月日
- 1990年05月15日
- シリーズ
- かがくのとも絵本
- ISBN
- 978-4-8340-1022-0
- テーマ
- かがくのとも絵本
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