とん ことり

新しいお友だちとの出会いを描いた絵本

山の見える町に引っ越してきたばかりのかなえ。お父さん、お母さんと荷物の整理をしていると、「とんことり」。玄関の方で小さな小さな音がしました。かなえが玄関に行ってみると、そこにはすみれの花束が落ちています。次の日は、たんぽぽが3本、その次の日は、手紙が郵便受けに入っています。だれからでしょう? ふしぎな「郵便物」をめぐって、新しいお友だちとの出会いを描いた絵本です。

  • 読んであげるなら
    4才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,100(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
32ページ
サイズ
20×27cm
初版年月日
1989年02月10日
ISBN
978-4-8340-0765-7
テーマ
お友だち(新学期)/【1年生・東京書籍】 国語教科書採用R6

みんなの感想(15件)

年長さんの娘に買いました。立ち読みをしたところ、これは絶対気に入ると思い、読み聞かせるのを楽しみにしていました。ドンピシャでお気に召した様子です。年頃、おともだちとのやりとり、笑顔、結末、どれもやさしく、娘の心を癒してくれます。

読んでいて心が温かくなる本で、最初は「とんことり??」と思っていましたが、読んでいるうちに息子と「とん ことり」の部分がくると一緒に「とん ことり‼」とたのしく読んでいます☺図書館で何度も借り、読んでいたのでクリスマスプレゼントで購入しました。

28年前、よみきかせボランティアをやっていた時代の私の一押しを急に求めたくなり、書店へ向かいました。とても新鮮でした。自分へ向き合うため、私自身へよみきかせすることができ当時が蘇りました。

娘が<筒井頼子さん さく 林明子さん え>のシリーズの本が好きでまとめて購入しました。2歳くらいの時に読んだことを覚えていて「この本がほしい」と。私もちいさい頃とても好きだった本です。

気持ちが温かくなる。

親の都合で住み慣れた土地を離れなければならない子どもも多いと思います。こんな風に新しく友達が見つかれば…と、大人こそ心がキュッと締めつけられるような作品でした。書店で試し読みし、妻にも見せてあげたいと思って購入しました。

主人公が女の子でお友だちができる話なので、共感できる部分もあるのか、初めて読み聞かせたら、もう一回もう一回と、何度もみたくなるほどおもしろかった様子でした。絵の感じも優しく大好きです。

長男宅の1歳9ヶ月の女の子にプレゼントで「とんことり」「はっぱのおうち」「おでかけのまえに」の3冊購入です。髪の毛を切った姿や、行動の姿が林明子先生の絵の人物にそっくりでしたので購入し、プレゼントしました。じつは10年程前に「あさえとちいさいいもうと」を購入済みです。やはり林先生の絵の人物が長女(現40代)、次女(現40代)の日常生活の行動と全てソックリで、私が大感動し、2人に一冊づつプレゼントしたのです。娘達も「私達だね」と感動。長女宅では子どもに「とんことり」をよく読んであげたそうです。我家の子ども、孫達の姿を、林先生がソッと見てたのではないか位で本当に嬉しい絵本との出会いに、林先生にこの喜びをお伝え下さい。

私は小学校、保育所の読み聞かせをしております。新聞で紹介されたのですぐに買って読み聞かせをしました。静かに聞き入ってくれました。

『こんとあき』を手にしてから、なんとなく林先生の本を集めてしまう。何気なく、心当たりがあり、これからの娘にもありそうな日常と非日常の境目が好きです

自分が幼い頃転勤族だったので、絵本のような友だちにとてもあこがれを持っていました。大人になってからも『とんことり』は優しくふわっと包み込んでくれる絵本に変わりないです。福音館の絵本はたくさん幼い頃から読んできました。私も子どもに読み継いでいますよ。

林明子さんの絵が好きで、よくこのシリーズを買っています。女の子のかわいい絵、ホッコリします。

とんことり、何なのかあととっても気になる題名でした。知らない町に引っ越してきた女の子。そんな時に、「とんことり」。スミレ、タンポポとか、春にまつわる素敵なプレゼントばかり。主人公の女の子のように、誰からいただいたのかなあ??ととっても不思議で、絵本の世界にすっーと入ってしまいました。何よりもその題名がいいですね。引越しだけじゃなくて、春は本当別れと出会いがあるもの。そんなときの子供心がとっても素敵に書かれていました。春の季節にぴったりな絵本の1つだと思います♪

幼稚園に入って間もない頃、幼稚園の文庫から子どもがこの本を借りてきました。履歴を見ると、たくさんのお友達もその前に借りていました。みんな、新しいお友達ができるかなあと期待を膨らませているんですね。

春といえばこの絵本。お引越しの季節は、幼い子どもたちにとって、むねがキュッとする季節。伝えたい。「大丈夫新しい町でも誰かがきっと、あなたを待ってるよ。」

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