あたまをつかった小さなおばあさん
小さなおばあさんの楽しい生活の知恵
小さな黄色い家に住む小さなおばあさんは、とてもじょうずに頭を使って、なんでも解決してしまいます。お金のかかる羽ぶとんを買う代わりに、がちょうを12羽買ったおばあさん。でも、羽をむしったらがちょうが寒くてかわいそう。ぬれタオルで頭をしばり、人差し指を鼻の横にあてて目をつぶり、一生懸命に頭を使いおばあさんが考えついたこととは……。それって本当にかしこいこと?と思ってしまう楽しいお話がいっぱいです。
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読んであげるなら
5・6才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 幼年童話 |
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定価 | : 1,650円(税込) |
ページ数 | : 104ページ |
サイズ | : 22×16cm |
初版年月日 | : 1970年08月10日 |
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ISBN | : 978-4-8340-0242-3 |
シリーズ | : 世界傑作童話 |
その他の仕様 +
みんなの感想(3件)
以前にどこかで読んだことがあり、ネットで調べて買いました。何かを自分が困った時にこの本に出合ったので、すこし考えて必ず何かいい案やアイデアがあるはずだと考えるようになって、のりこえる事が出来ると思っています。困った時に楽しい方向に前向きになったり、立ち止まって考えること、それを教えてくれた本です。人生のたくさんの困った時、私を助けてくれました。
まこさん
おばあさんは一人暮らしなのに楽しくしているのでいいなと思いました。P2の「つかわないんなら、あたまなんか~」は以前、私の母が「おばあちゃんは“生きているうちに頭は使うもんだ”とよく言っていたよ」というのを思い出しました。読んでいて老後の参考になるのでは?そして明るいおばあさんを目指そうかな。高齢社会に向かっても参考になる物語だなと思いました。おばあさんが買いものをした話(P75~)これって大食の人にはいいメガネと考え方かもしれません。
新井 美和さん
お勧めです。5歳の娘を持つ母親ですが自分自身も小学生の時にわくわくして読み、それを大切にしまっておきました。20年以上の月日がたった今、娘がわくわくしながら私の読む話に耳を傾けています。本ってすごいとつくづくおもいますね。
sunnysideさん
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