海の色、月の色、水しぶきの色が、とても綺麗だと思いました。お母さんくじらや、あかちゃんくじらの目が優しくて、みかずきさんやおつきさま、夜の空は穏やかな暖かい光で、神沢利子さんの文章はまるで詩を読んでいるような心地よさを感じました。良い絵本を作ってくださってどうもありがとうございました。
くじらのあかちゃん おおきく なあれ
静かな海にザトウクジラのお母さんの歌声が響きます。もうすぐクジラの赤ちゃんが生まれるのです。お月さまが見守るなか、赤ちゃんはお母さんのおなかの中の小さな海から広い海へとすべりでました。そして、赤ちゃんは小さな息を「ぶおーっ」と吹き上げ、お月さまにはじめてのご挨拶をしました。神沢利子さんの心地よいことばと、あべ弘士さんのあたたかな絵で描かれた、愛情たっぷりの絵本です。
- 読んであげるなら
３才から - 自分で読むなら
小学低学年から
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¥990（税込）
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