ちいさな ちいさな おんなのこ
昔あるところに小さな女の子がいました。猫より犬より薔薇の木よりも小さくて、垣根の向こうも見えないほどの。でも、少しずつ大きくなって、できなかったことが少しずつできるようになります! 金魚鉢に手が届くし、猫もだっこできるし、新しい大きなベッドだって買ってもらいました! 誰もが経験したことのある、成長することの素朴な喜びを、淡く繊細な絵と平明な言葉で描きます。小さなあなたにも、小さかったあなたにも、みんなに届けたい、あたたかなストーリー。
-
読んであげるなら
3才から
-
自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
---|---|
定価 | : 1,210円(税込) |
ページ数 | : 32ページ |
サイズ | : 22×19cm |
初版年月日 | : 2011年03月15日 |
---|---|
ISBN | : 978-4-8340-2562-0 |
シリーズ | : 世界傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(1件)
繊細な線で描かれています。小さな女の子は時計の針も見えなくてドアノブにも手が届かない。柵から向こうも見えない。ちいさなちいさな女の子なのです。でも子供っていつまでも小さいままではありません。いつのまにか手が届いたりいつのまにか出来るようになる。急に大人になるわけではなくてゆっくりと大きくなるんですよね。とても微笑ましくて素敵な物語だなと思いました。そして小さな女の子は最後にもっと小さい弟の世話をします。これほど大きく成長したってことですよね。兄弟っていいな。女の子っていいな。子供って素敵だな。って思いました。その小さな成長を親として見続けたいです。
もぐもぐもぐさん
感想を書き込む