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文庫版
あやとりの記
文庫版
幼子が「魂のよい」ひとたちと、交わってゆく
幼子のみっちんは、火葬場の隠亡「岩殿」、“あいさつのよい”大男の孤児「ヒロム兄やん」、それにいつも懐に犬を入れた女乞食「犬の仔せっちゃん」など、人間の世界のかたすみで生きているような人々にみちびかれ、土地の霊たちと交わってゆく。しいたげられがちな人こそが「よか魂」をもち、魂のよい人間ならば、神さまと話すことができるのだという世の神秘が、あたたかみある熊本方言とともにつづられてゆく。
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読んであげるなら
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自分で読むなら
小学高学年から
カテゴリ | : 読みもの |
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定価 | : 825円(税込) |
ページ数 | : 368ページ |
サイズ | : 17×13cm |
初版年月日 | : 2009年03月20日 |
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ISBN | : 978-4-8340-2415-9 |
シリーズ | : 福音館文庫 |
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