ちいさなかがくのともで、この絵本に出会いました。子どもが大好きだった絵本です。まだきちんと言葉が話せなかったのですが、えのころぐさを見つけると、「ばっ、ばっ」(ばったのトトが好きな草だよぉ~)と教えてくれました。友だちは、この草を「ねこじゃらし」と呼んでいるようですが、うちの子どもたちが、「えのころぐさ」と言えるのは、この絵本に出あったからです。
おなかのすいた ばったの トト
おなかがペコペコのトノサマバッタのトト。大好きなエノコログサを探していると、ふしぎな音が聞こえてきます。「チルリチルリ」と花の蜜を吸うチョウ、「カリリポルル」と木の皮をかじるカミキリムシ、「ズーズルジュルジュル」と樹液をなめるカブトムシ。みんながおいしそうに食事する姿を見て、トトはますますおなかがすいてしまいます。トトは思い切り跳んで飛んで……。さあ、トトといっしょに華やかな夏の虫の世界へ! !
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