ニワトリ号一番のり
みんなの感想(2件)
お茶を運ぶ競争で船が沈んでしまい、残された16人の男たちが小さなボートで必死に生き延びるために活躍する。中でもリーダーは「クルーザー」という心の広い統率力のある22歳の男性です。不満ばかりいう仲間もいれば、協力的な仲間もいます。クルーザーという男性は、人をまとめたり組織するのが天下一品だと感じました。心の優しい男性で、弱っている仲間を手当てし、逆にクルーザーに反発的な3人組が文句ばかりいいながらも、しぶしぶクルーザーの命令に従っている。よく小さなボートで16人の男たちが工夫を凝らしながら耐えてきたと思い感心しました。これもやっぱりクルーザーの一人一人への気遣いと統率力に限ると思いました。後半からライバルの船との競争はハラハラしながら読みました。なかなか読みごたえのある本でした。
BUDAさん
はじめからワクワクするところがたくさんあり、途中からは専門用語もたくさん知ることができ、読み手は色々な気持ちを楽しむことができる本だった。
シベちゃんさん
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