世界にあふれる、あらゆるふしぎを
小学生向きにお届けする
月刊科学誌「たくさんのふしぎ」。
小学生の新年度を応援する企画として、
大好評4作品を
全ページ無料で公開します。
*試し読みデータは、月刊「たくさんのふしぎ」を
単行本化した「たくさんのふしぎ傑作集」のものです。
こおり
わたしが外人だったころ
絵くんとことばくん
こんにちは、ビーバー
雨や風、冬の寒さや夏の暑さ、
また地震などの自然災害から
生活をまもるため、
世界各地に住む人々は
これまでユニークな形の家を
作ってきました。
世界各地をめぐり、
自然環境に合わせ
工夫された家をたくさん撮られてきた、
写真家・小松義夫さんの
新刊『家をまもる』
(たくさんのふしぎ 2022年4月号)
の刊行を記念し、
2022年2月に小学生向けの
親子参加イベントを
オンラインで開催いたしました。
ここでは、当日のイベントの様子
(アーカイブ)をご覧いただけます。
2022年4月号
小松義夫(こまつ・よしお)
1945年、福岡県生まれ。東京総合写真専門学校で学ぶ。毎年「世界のおもしろ住宅カレンダー」(パナソニック)制作に関わっている。
ぼくは今まで世界中のおもしろい家や町をたくさん見てきました。家や町の形は、雨や風、嵐、冬の寒さや夏の暑さ、また地震などの自然災害から私たちの生活をまもるための姿です。日本は台風や地震が多い国です。自然や環境に合わせて生きるために人々がつくってきた形のおもしろさを、世界と日本と、比べて見てみましょう。
創刊は1985年!
日本人初の宇宙飛行士が誕生した1985年に
「かがくのとも」の小学生版として創刊された月刊科学誌。
35年以上にわたって、小学生のご家庭、学校現場で支持されてきました。
- 1985 年の「たくさんのふしぎ」創刊時に
当時の社長・松居直が込めた思いです。 -
21世紀の子どもたちに
「知識」ではなく「智恵」を人類が21世紀に生きつづけるために、なによりも必要なもの、それは「知識」ではありません。知識を正しく自在に動かす力が大切です。
人類が生き残るのにもっとも大切なものは、「智恵」です。知識は、見たり、聞いたり、読んだりしてえられますが、智恵は、それではえられません。「智恵」は、感じたり、思ったり、考えたりする力が大きく深くなければ、そして生きとし生けるものに思いをたくさなければ、身につきません。「たくさんのふしぎ」シリーズは、一見、知識の本のように思われるかもしれませんが、じつはこの月刊誌は、21世紀に生きる子どもたちに、自分で感じ、考え、思いを深めて欲しいという願いをこめ、現代の智恵を結集し、いろいろの角度から、過去・現在・未来にわたる人類の文化に光をあてて執筆、編集する“新しい子どもの月刊誌”です。松居直
いっぽんの鉛筆のむこうに
小学3年生から楽しめて親子で満足!
小学3年生から十分に楽しめるように制作していますが、
少し成長して読むと新たな発見があるのも
「たくさんのふしぎ」の魅力のひとつ。
「小学校卒業まで購読していました」「親子で読んでいます」
そんな声を多数いただく、月刊誌です。
多彩なテーマで子どもたちの好奇心を応援!
子どもたちの身の回りにあふれる“ふしぎ”にジャンルの垣根はありません。
自然の動植物、環境、生活、歴史、文化、数学、哲学とあらゆるテーマで
子どもたちの好奇心を応援します。
ちょっと難しい!? だから、面白い!
毎号、第一線で活躍する研究者や専門家が執筆。
ときには大人も知らなかったような話題も飛び出します。
ちょっと難しいテーマも、豊富な絵や写真と分かりやすい文章で、
子どもたちが自ら感じ、考え、理解していく工夫がされています。
良質な科学誌が毎月770円で楽しめる!
取材や検証など、ときに企画から3年以上の時間をかけて作られる
「たくさんのふしぎ」。子どもたちの“科学する心”に訴える、
良質な科学誌を低価格でお届けします。
*毎月定価770円(税込):通販の場合は別途送料がかかります。
※編集の都合上、変更になることもあります。
※書名はすべて仮題です。
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家をまもる
小松義夫 文・写真
世界各地をめぐり、その土地の自然環境に合わせて工夫されたユニークな形の家の数々を紹介します。
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地球縦断の旅
北極から南極へ石川直樹 文・写真
スタートは北極。南北アメリカ大陸を縦断し、さいごは南極へ! 極点と極点を結んだ、一年間の壮大な旅の記録。
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うんこ虫を追え
舘野鴻 文・絵
うんこを食べて生き、キラキラ輝く美しい姿をした虫、オオセンチコガネ。謎に包まれてきたその生態を、知恵と根性と体力で解き明かします。
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ホタルは
どこへ行ったのか福岡伸一 文/五十嵐大介 絵
ホタルがすめなくなった川に、ホタルは自然にもどってくるのか? 生き物の世界とホタルの舞う川に流れる壮大な時間を描きます。
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元素
田中陵二 文・写真
鉱物でえがく元素のものがたり。鉱物を愛する著者が、庭で石を熱し、電子レンジは大活躍。美しく、ちょっとかわった元素の本です。
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星と人間
関口シュン 文・絵
夜になると、一面にかがやく星たち。むかしの人たちは、そんな夜空を見上げてどんな想像をしたのでしょうか?
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ヒキガエルとくらす
クロちゃんと
すごした18年山内祥子 文/沢野ひとし 絵
庭で出会った小さなカエル。作者はその後18年間ともにくらすこととなりました。『アマガエルとくらす』の23年ぶりの続編。
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海の動物たちが
教えてくれる
ふしぎなグルグル運動佐藤克文 文/木下千尋 絵
何も目印のない海の中で、動物はどうして目的地の方向がわかるのか? それを解く鍵になるかもしれない、動物のぐるぐる運動にせまります。
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名前のふしぎ
クリハラタカシ 文・絵
「名前」は人間がつくったものです。もし「名前」がなかったら、どうやって目の前にあるものを相手に伝えればいいでしょう。
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回転するつばさ
ヘリコプターから
ドローンまで齊藤茂 文
竹とんぼを見たことがありますか。くるくる回って上に飛んでいきますね。でもヘリコプターにはもう一つ、回る翼が必要なのです。
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うつくしい字
井原奈津子 文
本や教科書のように印刷された文字。だれかが書いた手紙やメモ。この本では古今東西色んなすてきな日本語の文字をながめます。
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津津浦浦
日本の鉄道は
どこにしかれたか野坂勇作 文・絵
日本の駅には津や浦の字がつく名が多い。それに気づいた作者は全国各地の津や浦に実際に行ってみた。地名をめぐる冒険の始まり。
毎月、どんな本が届くか親子で楽しみに!
Y.K 神奈川県在住
「世界は本当に面白い」と
感じさせてくれる
S.O 北海道在住
『ぐにゃぐにゃ世界の冒険』(1987年11月号)、『すてきにへんな家』(1988年9月号)、『カレーライスがやってきた』(1988年12月号)、『あっ、流れ星』(1989年8月号)の4冊はとくに私が子どもの頃から大好きな号で、最新刊と共に並べて家族で楽しんでいます。世界的な研究の最新成果、また普段はなかなか触れることのない世の中への切り口、文化人類学的マニアックな考察などが、わかりやすく楽しく描かれており、「世界は本当に面白い」とずっと感じさせてくれる大切な書籍です。『ぐにゃぐにゃ世界の冒険』などは、今の学校教育的に見て、時代の一歩二歩先をいっていたのでは、ないでしょうか。子どもたちにとっては、テーマによって面白い本、時々興味がないこともある本、という認識だとは思いますが、私が大人になったときも何度もヒントをもらったように人生を通じて帆走してくれる大切な書籍になると考えています。どうかこれからも、分野の分け隔てなく、世界中に散らばる「たくさんのふしぎ」たちを私たちに教えてください。楽しみに待っています。
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親子それぞれで読んで、
感想を会話しています
Y.K 東京都在住
子どもが幼稚園の頃、図書館で実物を手にしました。その頃はまだ難しいかなと思いましたが、時が来たら読ませてあげたいなと考えていました。3年生になる今年1月から、購読を始めました。始める前に1冊試しに買ってみた『光の正体』(2020年10月号)が大変面白く、興味深く、絵も美しく、親子共々気に入り、良いきっかけとなりました。毎月親子で、それぞれ時間のある時に読んで、感想を会話しています。大人も知らないことばかりで、一緒にワクワクしています。最近のブームは『ハチという虫』(2021年6月号)でハチの寄生を知り、「ハチすごいね~!」と、ハチを見る度に話していました。子どもは「ふしぎ新聞」も好きで、時々投稿しています。
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写真や絵もきれいで
価格がお手頃なのが嬉しい
N.S 東京都在住
子どものころ読んでいた『フレ!フレ!100まんべん』(1992年12月号)のおかげで数学の楽しみを知りました。今の子どもはゲームや動画など楽しいこともたくさんありますが、専門家が丁寧に得意分野をまとめてくれていて毎回楽しく、信用できる情報です。今は興味がないことも毎月新しい扉を開けるよいきっかけです。写真や絵もきれいですがペーパーバックでお手頃なのも助かります。息子は好きな作品から、自由研究を模造紙にまとめました。『デタラメ研究所』(2018年8月号)も好きだそうです。娘はjunaidaさんの絵が好きで『ひと粒のチョコレートに』(2021年4月号)は喜んでいました。昔より「君たちもちいさな疑問や好きなことをつきつめてね」というメッセージを強く感じます。これからも楽しみです。
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将来の夢の1つをみつけました
M.K 愛知県在住
『病院の子どもたち』(2019年2月号)を子どもが読んで、チャイルドライフスペシャリストが将来の夢の1つになりました。『ナミブ砂海』(2016年5月号)は自然の一瞬の美しい景色を写真におさめられていて感動しました。『昆虫の体重測定』(2016年4月号)は幼虫より成虫の方が軽いと知り、驚いたのととても不思議に思ったのとで、とても興味深い内容でした。子どもたちもだんだん大きくなりましたが、これからもできる限り「たくさんのふしぎ」は読み続けたいと思っています。
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小学2年生の子どもには少し早いと思いましたが、図鑑などとは違った感じで、より深く知るきっかけとなれば良いと思い購読しています。図書館で借りる本も偏りがちなので、毎回どんな本が届くか親子で楽しみにしています。「たくさんのふしぎ」は今年は難しくても、子どもは必ず読み返すことがあるだろうと確信しているので、多くの方が時間をかけて作られた本を大事にしていきたいと思います。写真が豊富に使われている号も多く、その点も子どもが気に入っている点かと思います。今後は星や月、宇宙のこと、世界の人種や国のこと、気候、地震…そういった地球規模の視点の本も子どもが興味を持ちそうなので、親子で読んでみたいと思っています。
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