フジコ・ヘミングが描く、いきいきとした猫たちの姿。『ねことワルツを』
フジコ・ヘミングが描く、いきいきとした猫たちの姿。
『ねことワルツを』
はずむような
ピアノの リズムに
みみが むずむず
むねが うずうず
ねこは おもわず
おずおず リボンに
てをのばす
韻を踏んだリズミカルな言葉。読んでいるこちらの胸もうずうずして、まるでピアノを聞いている猫のような気持ちになってしまいます。
猫たちの姿がいきいきととらえられた絵本『ねことワルツを』には、15編のことばと、ことばに呼応した15枚の絵がおさめられています。
タイトルにもなった「ねことワルツを」は、幼い日のフジコさんがお父さんとワルツを踊る喜びと、その後の別れを詠んだ詩です。
アン・ドゥ・トロワ
アン・ドゥ・トロワ
こんや わたしは ワルツを おどる
パパと さいごの ワルツを おどる
フジコさんの絵と、石津さんのことばが奏でるハーモニーを、自由気ままな猫たちと一緒にお楽しみくださいね。
担当M
「まんまる」の挿絵になっている猫の、にんまりした顔がお気に入りです。
2025.04.03