イベントレポート

吉谷昭憲さんワークショップ「ダンゴムシの体重測定」|昆虫大学2018

福音館の社員が参加したイベントのご報告をするこちらのコーナー。今回は、10月6日・7日に開催された「昆虫大学2018」にて行われた、『昆虫の体重測定』の作者・吉谷昭憲さんのワークショップのレポートです。たくさんの方で賑わったイベントの様子をお届けします!

吉谷昭憲さんワークショップ「ダンゴムシの体重測定」

昆虫大学2018


10月6日・7日に開催された「昆虫大学2018」にて、『昆虫の体重測定』の作者である吉谷昭憲さんのワークショップ「ダンゴムシの体重測定」がひらかれました。当日は、多くの親子連れや、昆虫好きの方でにぎわいました。
ワークショップでは、来場者の皆さんが連れてきたダンゴムシの体重を、0.001グラム単位ではかれる電子天びんをつかって一匹ずつはかっていきました。二日間で、合計40匹以上のダンゴムシの体重測定をしました。

おどろきの個体差

重さをはかったダンゴムシのうち、いちばん軽かったのは、参加者のよしのさんが連れてきたダンゴムシで、0.002グラム(体長は4㎜)でした。なんと1円玉の、500分の1の重さです。

一方でもっとも重かったダンゴムシは、もりさんとささきさんが連れてきたダンゴムシで、0.135グラムでした。(体長は13㎜と14㎜)。これはだいたい、つまようじ一本ぶんくらいの重さだそうです。

いちばん軽いダンゴムシと、いちばん重いダンゴムシの体重差は60倍以上。ダンゴムシには、想像以上の個体差があることがわかりました。

重量級のあの虫も登場


ダンゴムシ以外のゲストも登場しました。
吉谷さんが連れてきたカブトムシの幼虫です。その重さはというと……

26.561グラム!
 
いちばん重かったダンゴムシの、200倍の重さです! この結果には子どもたちも目を丸くしていました。
これからも、どのような<重さ>についての発見があるか、楽しみですね。


「昆虫大学」の学長であるメレ山メレ子さんによるエッセイも、こちらからお読みいただけます。

 

(たくさんのふしぎ編集部)

2018.10.19

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