「きんぎょが にげた。」「どこに にげた。」 大人気の絵本が刊行から40年を迎えました
「きんぎょが にげた。」「どこに にげた。」子どもが大好きな絵さがしの絵本
『きんぎょがにげた』
『みんなうんち』『かぶさんとんだ』など、ユーモラスな作風で知られる絵本作家・五味太郎さんが、『きんぎょが にげた』を描いたのは1977年のことでした。
金魚鉢からにげだした1匹のきんぎょ。どこににげた? カーテンの赤い水玉模様の中にかくれてる。おや、またにげた。こんどは鉢植えで赤い花のふり。おやおや、またにげた。キャンディのびん、盛りつけたイチゴの実の間、おもちゃのロケットの隣……。ページをめくるたびに、にげたきんぎょが、どこかにかくれています。
子どもがおもしろい絵本と出合うことは一つの事件であるという五味太郎さん。『きんぎょがにげた』に出合った子どもたちは、絵本の中で、ピンクのきんぎょがかくれんぼする様子に目を輝かせます。その喜び方はまさに、五味さんの言う「一つの事件」なのではないでしょうか。ぜひ親子で絵さがしを楽しんでみてくださいね!
そして、五味太郎さんファンのみなさん『きんぎょが にげた』や、その他の五味さんの作品がデザインされたTシャツがあるのをご存知ですか? 大人用と子ども用があるので、ペアで楽しむこともできそうですね。詳しくはこちらをご覧ください。
2017.06.12