とうだい
岬に一本、灯台がたちました。生まれたての灯台の前に、漁船や客船や、魚や鯨が毎日行き交います。みんな知らないどこかから来て、どこかへ行くんだ……。そんな灯台のところへやってきたのは渡り鳥。彼らから遠い国の驚くような話をたくさん聞いた灯台は、自分はどこにも行けないことを痛感します。そしてふたたび訪れたある冬の日のこと、灯台は大嵐に襲われます。吹きすさぶ雨風のなか、灯台にできることとはいったい……?
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読んであげるなら
4才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,430円(税込) |
ページ数 | : 44ページ |
サイズ | : 24×26cm |
初版年月日 | : 2016年09月15日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8289-0 |
シリーズ | : 日本傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(2件)
娘にはまだ早いからしばらくは自分用に…と購入しましたが、気に入ってよくリクエストされます。嵐の中の言葉の無いページは、特に何も言わず無言でめくっていたのですが、最近その場面になると自分で「おおいおおい」と言うようになりました。娘なりに、とうだいがそう言っているように見えるんだなぁと思いました。私も読んでいて胸の熱くなるシーンです。海の表現もとうだいの表情もどのページも素晴らしくて親子で大好きな1冊になりました。
SHさん
お子さんの年齢:2才
とても良かったです。静かに、子ども達も聞いてくれました。世界は広いな、世界っていいなと思いました。
ひろさん
お子さんの年齢:小学低学年
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